永井医院の検査(機器)をご紹介します

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検査(機器)について

当院には、睡眠時無呼吸症候群の診断機器、及びホルター心電図があります。

睡眠時無呼吸症候群の診断機器

睡眠時無呼吸症候群の診断機器

睡眠時無呼吸症候群の検査機器はフクダ電子の睡眠時無呼吸検査装置フクダ電子株式会社 パルスリープ LS-100という機種です。

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気です。主に、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があります。また、SASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。また、SAS特有の眠気は交通事故を起こす危険もあり、早期に適切な治療をすることが大切です。もし、他人やベッドパートナーからいびきや呼吸の停止を指摘されたら受診するようにしましょう。また、夜寝ているときの様子はご自分ではわからないので可能であればベッドパートナーに同席してもらうのがよいでしょう。問診では、自覚症状、生活習慣や合併症、交通事故やニアミス経験などについてお聞きします。また、現在服用しているお薬についてもお聞きしますので、持参されるとよいでしょう。

眠気は客観的に判断するために以下のようなアンケートが多く用いられています。

Epworth(エプワース)の昼間の眠気の評価

  1. 座って読書をしているとき
  2. テレビをみているとき
  3. 公の場所で何もせずに座っているとき(劇場や会議など)
  4. 1時間続けて車に乗せてもらっているとき
  5. 状況が許せば午後横になって休息しているとき
  6. 座って誰かと話をしているとき
  7. 昼食後静かに座っているとき(酒は飲まず)
  8. 運転中渋滞などで2~3分止まっているとき
  • 点数0:決して眠くならない
  • 点数1:稀に(時に)眠くなる
  • 点数2:1と3の中間
  • 点数3:眠くなることが多い

正常は10点以下で16点以上は重症、11~12点は軽症、13~15点は中等症と評価されます。この日中の眠気指数は睡眠時無呼吸症候群の治療効果の判定にも用いられます。

ホルター心電図

フクダ電子FM-160

ホルター心電図は、小型軽量の装置(当院はフクダ電子製  FM-160)を身につけて、日常生活中の心電図を記録して、これを解析して観察する検査です。

日常生活で不整脈や心筋虚血が起きるかどうか、あるいは症状が心臓に起因するのかどうかがわかります。また、最高、最低心拍数や不整脈の種類、数、発生時間や心拍数との関係などから、不整脈の診断やペースメーカーの機能評価、薬物治療効果を判定することができます。

ホルター心電図の検査

ホルター心電図の検査0

上記のように、胸に電極を取り付け、小型の機械を携帯して、心電図を基本的には24時間記録します。(たとえば、月曜日の朝につければ、次の日の火曜日に外す)記録された心電図はコンピュータで解析し、診断をつけます。

もし、携帯中に動悸や自覚症状があった場合には、心電計についているボタンを押してください。

解析の際に、その時間や症状と心電図を対比させるために必要となります。携帯中に不整脈に自覚症状が出現した場合は、その症状と心電図を対比させます。自覚症状がなくても、不整脈が出現していれば心電図で検出されています。この検査で、発作性頻拍症、発作性心房細動、期外収縮や危険な不整脈の診断がつきます。同様に狭心症が出現したときも、心電図に異常が現れますので診断がつきます。



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